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  • miraisozojuku

2022年7月

● グロースセミナーって?

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今年は3年ぶりに、小中学生向け野外体験学習「グロースセミナー」を開催します。


北海道の十勝にある士幌高原をベースに、登山、マウンテンバイク、ナイトハイクなど

大自然の中で、子どもたちの自立をサポートするセミナーです。


自分で決めること、自分で行動すること、自分で欲しい結果を創り出すこと


これを4泊5日、毎日繰り返し体験し学んでいきます。


自分で決めると言っても、ほかにも参加者がいるわけで、

「自分だけ」で決めるわけにはいきません。


決めたら、今度は他者とのコミュニケーションという大事な課題に直面するのです。


自分はどうしたいのかを考える、話し合う、自分で決める、

総意でなければまた話し合う、また考える、そして決める、、、、、


これを繰り返します。


実習ひとつやるにしても、このプロセスをものすごく大切にしていくセミナーなので、

当然時間はかかるし、毎回考えなければならないから、最初は子どもたちも戸惑います。


自分で決めるという一見単純なことでも、

日々の生活の中でどれだけ自分で決めているのか、

誰かが決めたことをただ繰り返していないかどうか、

皆さんも立ち止まって見つめてみるのもいいかもしれません。



● 私たちの毎日

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SDG'sのチラシが、マンションのエレベーター内に貼られています。


当然、出かけるときに目に入ります。


17のテーマのうち、ボクが日常的に取り組んで実感できることは環境への配慮です。


ペットボトルのドリンクを購入する代わりに、水筒を持ち歩くこと。

ショッピングバッグを持ち歩くこと。

ゴミ出しを極力減らすこと。


こういったなんてことないことが、5つぐらいのテーマにつながっていると思うのです。


あっ、それからマンション内では、知らない人にも挨拶をすること。

怪しい人間だと思われない程度に。

これも、パートナシップにつながることかもしれません。


こんな小さなことですが、自分で考えて、自分で決めて、自分で一歩を踏み出しています。


すぐに大きな変化につながるわけではないけれど、

2000年間にわたってしてきた人類の無知な行為を、誰か任せではなく、

自分なりの一歩を踏みながら日々を生きていきたいと思うのです。


そして、ボクにできる役割は、今年31回目のグロースセミナーを通して、

「自分で考える力」や「自分で決める力」の尊さを伝えていくことなのです。



● 30年前 

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グロースを始めた30数年前の士幌町は、朝と夜の気温が4℃を示したこともありました。


今は、帯広空港に降り立つと、気温計は30℃以上を示しています。


震えながら、夜中にテントで目覚めたこともあります。


最近ではクーラーがないロッジで、暑くて寝付けないこともあります。


それでも、大自然の中で子どもたちが、自分とそして仲間と向き合っていくことは、

私たちの未来を創り出していく一歩となると信じています。


子どもたちにだけそれを託すのではなく、私たち自身が課題に取り組むことが、

この地球を子どもたちにバトンしていくための責任です。


異常な気象だからこそ、おかしなウィルスの脅威にさらされているからこそ、

直面させられる課題がたくさんあるからこそ、

私たちは大事なことを考える機会が与えられているのでしょう。


2022年の後半がスタートしました。


よりよい未来のために、今日の一歩を踏み出していきましょう

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