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2026年8月
■体感よりも早く、自然は動いている 一年の中で、立秋ほど「暦」と「体感」が一致しない日はないのかもしれません。 けれど、自然は私たちが感じるよりも、少し早く季節を進めています。 夏至を過ぎて日は少しずつ短くなり、 稲は静かに穂をつけ始め、 朝夕の風にも、ほんのわずかな変化が生まれています。 私たちはまだ「真夏」だと思っていても、 自然はもう次の季節の準備を始めているのです。 ■人には、見えないものを感じる力がある 私は、この立秋という節気が好きです。 それは、 「見えないだけで、確かな変化は始まっている。」 という自然からのメッセージのように感じるからです。 そして、もう一つ思うことがあります。 私たち人間には、「今ここにないもの」を感じる力があります。 ほんのわずかな風の違いから秋の訪れを感じ、 まだ形になっていない未来を思い描き、 目には見えない可能性を信じることができます。 最近はAIが驚くほど進化し、多くのことができるようになりました。 けれど、一陣の風に季節を感じたり、一枚の絵から自分自身の物語を感じたりすることは、人間ならではの豊か




















