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  • miraisozojuku

2020年10月号

更新日:2021年9月8日

一気に秋が深まりました。 コロナで気を張っていますが、季節のめぐりに気づくと少しだけ心が軽くなります。 まだ油断はできませんが、今年は台風上陸が極端に少ないようです。 幸いにして、今年はまだ上陸ゼロ。 今年は、コロナだけでもう十分すぎるほどですからね。

● 新しいこと —————————————————————–

クエストは、設立以来対面式で講座を開催してきました。 インターネットの普及で、どんなにオンラインシステムが普及しようとも、 やはり「セラピーを体験するには、対面式でなければ」と、 カウンセリングすら対面式にこだわってきました。

しかし、コロナは容赦なくそんな頑なな考えを破壊します。 常に、オープンであることを是としてきたものの、 長年の習慣、思考は簡単には変えられないという事実に直面させられました。 これぐらいのインパクトがないと変化させることはできないのですね。

それでも「変えざるを得ない」状況は、新しい挑戦への道が開き、 多くの発見や可能性を見出すことにつながりました。


● ハイブリッド講座 —————————————————————–

まだ耳慣れない言葉ですが、 最近「ハイブリッド講座」という表現が聞かれるようになりました。 対面式と、オンラインが同時に共存した講座のことです。

果敢にも、クエストはこのハイブリッド講座への変更に6月から取り組み始めました。 そして、昨日準備を整え、卒業生のサポートの下、シミュレーション講座を開催しました。

従来の対面式では、全く問題のなかったことが、 オンラインを併用することで浮き彫りになり、多くの課題が浮上してきました。

しかしながら、その課題は同時に、ものすごい可能性を秘めたものでもあるのです。

講座は東京のみで開講されていますが、 これからは世界の人がこの講座を同時に受講できる可能性が生まれました。

ドメスティックな視点を、 グローバルにシフトする可能性が見えたことに、ワクワクしてしまいます。

● より充実した内容を —————————————————————–

もちろん、クエストの講座を世界に向けて発信するといった 野望を持ったわけではありません。

あくまでも可能性としてのことであり、 だからこそ「セラピーを学ぶための安全で安心な環境、そして自由で保護された空間」 を創ることが強く求められます。

ここでお伝えしたいことは、新しいことへ一歩踏み出すということは、 「怖さと、足元がおぼつかない不安定さ」と、そして 「未来の自分に出会えるわくわくがある」ということです。

コロナがなければ、決して踏み出そうとはしませんでした。

でも、60代半ばを過ぎて、新しいことに挑戦する機会を得たのも、 コロナのおかげともいえるのです。

講座だけでなく、自分の人生も含めて、質を高めるための一歩となりそうです。

● ルシールさん —————————————————————–

ちなみに、カナダのパートナーである、CiiATのルシールさんは、 カナダのアートセラピストの祖母ともいわれている重鎮です。 御年88歳。 かなりの高齢ですが、彼女はもう5年も前から、オンラインを駆使して、 世界中の生徒とつながってセラピストを養成しています。 わたしにも、まだまだ可能性がありそうです。


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