オリンピックイヤーがスタートです。
皆様、2020年をどの様に迎えましたか？
一年の展望を描くことは、希望を生み出します。
共に、良い年を創り出していけるといいですね。
● 把手共行 ———————————————————
新年のご挨拶に毎年、
地藏の絵と言葉をホームページに掲載させていただいています。
今年の言葉は、禅の言葉で「把手共行（はしゅきょうこう）」
手を取り合って共に行く、と言った意味合いでしょうか。
大切な人と、信頼ある人と、ともに目指す理想の道を歩んでいく。
それでは、この世で最も大切で、信頼を寄せる人と言ったら、
いったい誰のことを思い浮かべますか？
愛するパートナーだったり、親友と呼ぶ人だったり、
でも、「最も」、と付け加えるとなると、
やはり「自分自身」です。
● 自分からは逃げられない ———————————————————
人間関係で悩んでいる人は多いですね。
いやな上司がいたり、嫌いな同僚がいたり、
誰かの陰口や悪口を耳にするのはあまり気持ちの良いものではありません。
いやな人がいれば、そこに近づかなければいいわけですし、
職場であれば思い切って辞めてしまうこともできます。
でも、自分と言う人からは逃げ出すことはできません。
生涯共に生きていく大切な自分自身です。
その自分との関係を少しでも良くしていくことは、
間違いなく人生をよりよく生きる秘訣です。
● こころと共に ———————————————————
把手共行を、自分の心と共に生きることととらえてみると、
その心とはいったい何なのでしょうか？
禅語の元となる密教の教えの中では、悟りを目指す門をくぐり、
菩薩や祖師と共に手を取り合って生きてい行くことという、
悟りへの道が伝えられています。
悟り、となると少々現実離れしてしまいます。
まずは、自分の心とともに生きる。
自分はどうしたいのか？
本当はどうしたいと思っているのか？
たった一度だけの人生をどう生きたいのか？
● 新年の誓い ———————————————————
最近は、神社仏閣に訪れる人が減っていると聞きましたが、
正月はやはりものすごい人出でした。
神社や仏閣は神や仏に何かを「お願い」する場所ではなく、
自分との誓いを神仏に宣言する場だと言われています。
みなさんは、2020年をどう生きていこうと考えていますか？
健康に、幸せに生きる。
そのうえで、どんな自分の在り方が、
健康を創り、幸福を創り出していくのか？
少しだけ、自分の心の声に耳を傾けてみてはどうでしょうか？
皆様にとって、2020年がよりよい一年でありますことを、お祈り申し上げます。
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◇新オフィス・スタジオへの移転
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2月1日より、長年親しんだ目黒川沿いのオフィスを移転します。
新しいオフィス兼スタジオは、隣町の「白金台」です。
それも駅出口からわずか1分。
アートワークカフェや、体験会など、どうぞ気軽に足を運んでください。
