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  • miraisozojuku

2020年2月号

更新日:2021年9月8日

節分を迎え、2月4日に立春。 2020年の新しい年が改めて始まりました。 暖冬で冬らしい冬は東京では味わえていませんが、 寒がりの私にとってはありがたい日々です。 ただ、新コロナウィルスの脅威が どこまで広がるのか心配は尽きませんね。 皆様、風邪はもちろん、インフルエンザにも十分にご注意ください。 WHOは、「新コロナウィルスにはマスクは予防にならない」と 声明を発表しています。 手洗い、うがいに勝るものはないということらしいです。

● 普遍的なシャドウ ———————————————————————- ユングが伝えた「シャドウ」という概念があります。 私たちの自我が、自分として認めたくない性質を、心の中に抑圧し、 「自分ではない」と遠ざけてしまったもう一人の自分です。 多重人格障害は、それが顕著に様々な人格として登場する疾患です。 精神疾患とまでは言わないけれども、 大なり小なり、普段はおとなしくしている過激な部分が、 突如現れてしまったことは、 だれにも一度や二度経験があるのではないでしょうか。 私たちは、そのシャドウを恐れ、 できるだけ心の奥底に閉じ込めておきたいのですが、 心のエネルギーはそこにおとなしく収まっていてはくれません。 どうなるかというと、投影というシステムで、 自分の回りの誰かや何かにその姿を映し出していくのです。 ● シャドウを投影する ———————————————————————- どんな対象に投影することが多いのかというと ・真っ暗な闇 ・周りにいる苦手あるいは嫌いな同性 ・得たいの知れない病気 などなど。 今回の、新コロナウィルスは、この「得体のしれない病気」の一つですね。 これは、今に始まったことではなく、 かつては、天然痘、コレラ、がん、インフルエンザ、 SARS(重症急性呼吸器疾患)、エボラ熱、HIV(ヒト免疫不全ウィルス)、 そして、今回の新コロナウィルス、、、、 人類は、一つ一つ解決してきました。 でも、一つ解決すると、また新しい難病が現れます。 人間の普遍的なシャドウが、 こうやって常に新しい難題をつつけてくるということなのかもしれません。 ● シャドウと向き合う ———————————————————————- シャドウと向き合うのは、大変なエネルギーを使います。 特に、自分を見つめていく際には、 自分のいやな部分に光を当ててみていくわけですから、 思わず目をそむけたくなりますね。 しかし、私の経験から言うと、 シャドウから目をそらし逃げ続けていても、 いつまでもシャドウはあなたを追いかけてくるということ いやな上司がいるから退職したとしても、 新しい職場にまた似たような存在で嫌な思いをする なんてことはよく聞く話です。 なぜか? それは、シャドウが 自分の心の中に抑圧したもう一人の自分に他ならないからなのです。 これが、ユングの考え方の一つです。 ですから「向き合う」ことは大変だけれども、 自己価値を高めていくうえで、とても大切なことと言えるのです。 ● どうやって向き合えばいいのか ———————————————————————- じゃあ、どうやって向き合えばいいのか? 難しい質問です。 が、方法はあります。 自己成長を遂げたほとんどの人が、 このシャドウときちんと向き合う経験を積んだ人たち、と聞けば、 向き合ってみてもいいかもしれない、と思う人がいるかもしれませんね。 シャドウは、「生きる上での最もパワフルなエネルギー」でもあるのです。 壁にぶつかって試行錯誤しているのであれば、 向き合うにはちょうどよいタイミングかもしれません。 春から、また私の自己分析のクラスが始まります。 そこで、自分の秘めた力を発揮していく経験を積むことができます。 興味のある方は、私の説明会もありますから、是非いらしてください。

◇新オフィス・スタジオへの移転◇

新しいスタジオに移転しました。

白金台の環境は、とても気に入っています。

アートのクラス、カフェ、親ゼミなど、スタジオのセッションが用意されています。

ぜひ一度足をお運びください。

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