●満月の呼び名
————————
最近、SNSで満月のたびに名前が登場するなぁと感じていました。
今朝見かけたのは「ハーベストムーン」
何じゃこれは?と首をかしげてすぐに検索。
皆さんはすでにご存じだったかもしれませんが、ボクは毎月の満月に名前がついていること、おまけにそれが日本語名ではないことに驚きを感じました。
どうやら最近よく目にする毎月の満月の名前は、ネイティブアメリカンが由来らしい。
狩猟の目安にするために季節ごとの満月に名前を付けたのだとか。
なるほど、と思いながら、ボクが見たSNSでは、それが当然のように「今月は○○ムーン」と書かれているのを少々の違和感と共に眺めていたわけです。
●日本の名前は?
————————
日本の満月には名前があるのかというと、、、なさそうですね。
でも、恥ずかしながら初めて知ったことがあります。
満月の別の呼び名として、望月や名月があるのですが、
「中秋の名月」の名月のことを、ボクは今日の今日まで「素晴らしい月」とか「美しい月」の表現だとばかり思っていました。
いや、何ともお恥ずかしい。
名月は、満月の別称だったんですね。
つまり、中秋は旧暦のお盆のころで、今年は9月17日。
この時の満月が「中秋の名月」ということだったのでした。
知らないこと、まだまだありますね。
●ところが
————————
ところが、ですよ。
その中秋の名月の日が、実は満月ではないとのこと。
専門的な説明はインターネットに譲ることにして、「名月必ずしも満月ならず」という言葉もあるそうです。
これは、名月に限らず人生のいろいろなことにも当てはまる名言かもしれません。
あたりまえに思っていることも、あたりまえではない現実がやってきます。
「まさか」の瞬間は誰にでも訪れるわけです。
そんな時に大事なことは、脳の柔軟性。
凝り固まった思考を、より創造的な思考に変換していかなければなりません。
特に、今年は能登半島地震から始まって、九州日向灘を中心とした南海トラフ地震、さらには台風10号のノロノロ。
いつ何が起きるのかもわからない日々を、ボクたちは過ごしているわけです。
●だからこそ
————————
ボクたちクエストは、10月にスタジオを移転します。
スペースのことや家賃のこと、通いやすさのことなどいろいろと理由はあったのですが、一番の目的は「場を創ること」でした。
1998年から継続しているアートセラピーのスクール事業も四半世紀を迎えました。
おかげさまでたくさんの方々に学んでいただき、生涯学習開発財団様からの資格認定もしていただいてきました。
昨年行った卒業生のアンケートでは、8割以上の方々がアートセラピーを何かしらの現場で提供していたことや、驚くほど多様な現場があったことに衝撃を受けました。
改めて、ボクたちのミッションとして、アートセラピーやアートを体験できる場を創ることをここ数年試行錯誤してきました。
そしてついにそれを実現します。
脳を刺激して、アート的な思考を育て、WELL-BEINGにつながったら、と、ボクたちのビジョンは膨らみます。
もうすぐ、ホームページやクエスト関連のSNSで正式発表をしますので、楽しみにお待ちください。
最近は、コロナがまた流行っているようですが、街中の賑わいは戻り、それだけでなく在宅仕事よりも職場に行く機会が増えているようです。
この新しい「場」も、リモートではなく実際に体験していただける場として、オープンしますので、ぜひ足を運んでください。
多分、来月のニュースメールで詳細をお伝えできると思います。
お楽しみに!
Commentaires