2025年12月
- miraisozojuku
- 6 時間前
- 読了時間: 3分
光の再生に向けて —冬至を前に—
こんにちは。
暦のうえでは小雪から大雪へ──冬が深まり、空気が澄んでくる季節です。
つい数日前までの小春日和とは一転して、朝の空気は少し痛いほどに冷たくなりました。
近所のマンション前の庭では、パンジーが寒さの中でも見事に彩りを添えていました。
静けさの中にある「再生の準備」
自然が眠りにつくように、
私たちの心もまた、この時期に深い静けさを取り戻したいと思います。
けれど「師も走り回る」季節ですから、なかなか心は落ち着きませんね。
一年の締めくくりは、同時に新しい季節への準備のときでもあります。
心理的にも、冬至は「内なる光を見つける」象徴の節目です。
外の世界がいちばん暗くなるとき、
私たちの内側では、まだ見ぬ光がゆっくりと息づき始めます。
それは、希望というよりも「生きる力そのもの」。
冬の闇は、光が生まれるための時間なのです。
2025年を振り返り、どんな一年であったとしても、それをそのまま受け止める。
そして、まだ誰も歩いていない「2026年」という新しい時間に、
あなたらしい足跡を刻んでいけたらいいですね。
一年を結ぶ、小さなアートの習慣
忙しさの増す12月の中でも、
ほんの少し“表現する時間”を持つことで、心は静かに整っていきます。
特別な道具や技術は必要ありません。
小さなアートの行為が、心の温度をほんのり上げてくれます。
たとえば──
・パンジーの中から色を一つ選び、今日の気分をその色だけで描く
・夜の静けさの中、キャンドルを灯しながら、思うままに線や模様を描く
意味づけず、ただ手を動かすことで、心の整理が静かに進んでいきます。
「いまの自分とつながるための、ほんの5分のアート」。
冬の入口に、心を温める小さな表現のひとときをどうぞ。
なお、Art in Chatでは通常プラクティスに加え、
初の親子イベントを開催します。
“箱”をテーマに、親子でアートに向き合う時間──
イメージするだけで、心が少しあたたかくなりますね。
心の地図をひらく —2026年に向けて—
冬至を越えた先には、少しずつ光が戻ってきます。
その「再び満ちていく光」に呼応するように、
来春(2月)、クエストでは新しい学びが始まります。
〈魂の地図としてのファンタジー ―心の象徴と自己実現―〉(全5回)。
『モモ』や『はてしない物語』など、
ファンタジーに描かれた“心の象徴”を手がかりに、
私たちが歩む内なる旅の構造を読み解いていく講座です。
ファンタジーは、闇を通して光を見つける物語。
それは、冬の心の在り方にもよく似ています。
外の光が弱まるこの季節だからこそ、
自分の内にある“静かな明かり”に気づく時間を、
ぜひ大切にしてみてください。
一年を締めくくる12月に
どうぞ、心と身体の両方にやさしい時間をお過ごしください。
次に巡ってくる光が、あなたにとって
あたたかい“再生の兆し”となりますように。








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