● 断捨離
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引っ越しの前に荷物を片付けて、「多分500キロぐらい」は、いらないものを捨てました。
どうしてこんなに物が多いのか、いかに無駄なものに囲まれて日々過ごしていたのか、痛感させられました。
知らぬ間に着なくなったままの衣服、誰にもらったのかいつ買ったのかもわからない雑貨、二人暮らしなのに大量にある食器類、使わなくなったスマホやタブレット、
いくら捨てても、まるで湧き出してくるように棚や物入れからあふれ出してきました。
それでも、引っ越しまでに梱包したダンボール箱、その数なんと120箱。
引っ越しの業者さんに
「これ、新しい家に入りませんよ。入れることはできますが、積み上げるので居場所がなくなります」
そう脅かされながらも、なんとか引っ越し完了。
でも、やはり、収まるところに収まりきらない。
で、結局また捨てる、捨てる、捨てる、、、、
● 心のなかも
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「ガラクタの実習」という、面白い実習があります。
以前やっていた講座の中で、結構評判の良い実習でした。
家の中で、半年以上置きっぱなしの物、捨てるに捨てられないでいるもの、物入れに入りっぱなしで半年以上それ以上そのまま置いてあるもの。
そういったものを、ひとつ持ってきてもらいます。
そして、持ってきてもらったものについて、どうして捨てないまま置いてあるのかを話してもらいます。
大切な人にもらったものだから
親が大事にしていたものだから
また使うかもしれないから
まだ使えるからもったいない
などなど、
いろんな捨てられない理由が語られます。
そして、それって、私たちが持っている「否定的な信念」に通じています。
そして、その信念は、今の自分にはもう必要がなかったり役に立たないのに、気づかないまま人生を支配されているのです。
その否定的信念も、誰かにもらったり、親が大事だと言っていたり、必要ないと思ってもまた必要になるかもしれないと言った理由で、大事に心の内に持っているのです。
それ、手放してもいいですよね。
昔は役に立ったのかもしれないけど、今やこれからの人生には役に立たないのだから。
● 捨てるんじゃなくて手放す
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捨てるとなると、「せっかく」とか「もったいない」という言葉が聞こえてきて、罪悪感がわいてきてしまいます。
だから、捨てるんじゃなくて、「手放す」。
その「物」は、使ってもらえないまま放置されているのですから、そろそろ自由にしてあげる時期なのかもしれません。
ですから、
「いかせてあげる」
「自由にしてあげる」ことが大事です。
「心の内の様子が、自分の周りに現れている」と言いますから、今回の引っ越しで、思い知りました。
もう、こんなにため込まず、心の内を軽くしてあげなければなりませんね。
みなさんも、年末に向けてそろそろ、「心の大掃除」してみてはどうですか?
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