2025年9月
- miraisozojuku
- 5 時間前
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処暑のころ──「禾乃登(こくものみのる)」
こんにちは。
9月に入り、暦のうえでは処暑の末候「禾乃登(こくものみのる)」
──稲が実り、田んぼが黄金色に変わっていく頃です。
風に揺れる稲穂を目にすると、自然のめぐりとともに、
私たちの一年の歩みも実りの季節へと移り変わっていることを感じます。
今日は、台風15号が列島を縦断していました。
大きな被害がないことを願っておりますが、皆さまの地域はいかがでしょうか。
タネから実りへ──QAT-FLT開講
クエストでは、1998年に「アートセラピスト養成講座」を開講して以来、
約30年にわたり多くの方に学びの場を届けてきました。
卒業生たちは心理・福祉・教育・地域活動などの現場で活躍しており、その歩みは確かな財産となっています。
この歴史と実績がタネとなり、社会のニーズと結びついて実を結んだのが、この秋から始まる
「クエスト・アートセラピーファシリテーター認定講座(QAT-FLT)」です。
QAT-FLTは、今の日本社会のニーズにこのように応えます
●自分を整える セルフケア
アート表現を通じて、自分の心を可視化し、言葉にならない感情に気づくことで、自己調整力を育みます。
●こころを守る 心のケア
アートセラピーファシリテーターによる「拓かれる問いかけ」によって、自分を否定せずに受け止める体験が重なり、心の回復と安心の場を実感できます。
●幸せを広くとらえる WELL-BEING
個人の幸せにとどまらず、他者や社会との関係のなかで育まれる幸福を学び、日常や支援現場に活かせる視点を身につけます。
●「わたしらしさ」を探究する学び
ユング心理学の枠組みをベースに、自己理解を深めるワークを通じて、「本来の自分」に近づくプロセスを体験します。
●関係性の築き方
答えを与えるのではなく、ともに考える対話を重ねることで、信頼関係の土台となる「聴く力」「問いかける力」を養います。
●AIやインターネットとの共存における心のバランス
情報に押し流されるのではなく、自分の内面と対話する時間を確保することが、デジタル時代における“心の軸”を保つ力になります。
QAT-FLTは、こうした学びをアートセラピーの理論と実践の両面から体験できる場です。
それは、単に知識を得るだけではなく、日常や支援の現場で「人と人との関わりを実際に変えていく力」となっていきます。
募集締切まで、あと1か月
第1期の受講募集は、いよいよ最終月に入りました。
ご検討中の方は、この機会をどうぞお見逃しなく。
無料講演会も、残り2回
ご関心のある方には、講座の世界観や雰囲気を体感いただける無料講演会をご用意しています。
全5回シリーズのうち、残るはあと2回。まだご参加いただけます。
【9月13日(土)】『緩和ケアにおけるアートセラピー』
【9月23日(火祝)】『福祉の現場にアートができること ──ことばにならない思いに寄り添うアートの力』
この秋、タネが実りとなるように
QAT-FLTが、これからの時代に必要な“心の実り”を分かち合う場となることを、心より願っております。
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